2010年09月18日

話していても書いていないこと

うちうちだけで話していてそれを書いていないことが多くて「僕が何者なのか」ということがあまり伝わっていない。それは嫌だ。それ以前に僕は話すことがあんまり上手でない。苦手だから、書いて伝える、ということをしていかないといけない。というより書くのは好きだからこうして書こう!と思い切ってマックに向かう。それにしてもいつからそれは苦手になったのかとも思い出してみるが、おそらく”周囲に合わせる”という行為を身につけてからだと思う。

決まりきっていることが僕は苦手。
こうしなさい、とか、こうである、とか、努力すれば数年後にはこうなります、だから、、、毎日コツコツやるんです、とか、やりなさい!といった類いはよく”大人”が言うのだが、僕の性分にはまるで×なこと。
いままで、おそらく30年くらいは僕の性分には×な事柄が結構多かった。ダンズ・テーブルの構想段階からまさに白紙の画用紙に「さぁ、どうぞ好きなように描いてみて」という状況がやっと始まったのです。

決まりがない、結果が完全でない、結論がない、ということに僕はとりわけ強く惹かれる。
だってこれこそが僕にとって無限で自由で際限がなく胸躍るのだ。理由なんかない。

そこに訪れた自然農は待ってましたとばかりに僕の気持ちにフィットした。とても強く。小松さんという方と共に自然農というジャンルを知る。おそらく自然農を実際に畑に向かう行為ではなくて、”自然農的”と勝手に解釈して、なんでもすべてこれは自然農的!これは自然農的じゃない!と頭のなかで出来事を判別しているのは僕の他に世界中探しても100人はいないんじゃないのかな。
決まりがない、結果も過程も不完全、結果だってあるのかもわからない、答えも、、ない?!
小松さんと話しているとぽんぽんとそんな言葉が飛び出す。しみじみと、いいんだよなぁ、こういう、会話をお互いが作り出している感じが。予定調和では決してない。どこに向かうのか膝を突き合わせる僕らがまるでわからない。僕にはこれがたまらなく好きなのです。

いろいろなことが全て、『すでに』決まっている。(と思っているだけでしょうきっと)
終わりの時間に向かって結論や答えを導きだしたりするワークショップもそうだし(もちろんとっても考えられてつくってあるものもあります)、飛躍するけど、つくばという町がつくばスタイルで埋め尽くされているわけではない(たまにそういうふうに感じるひとに出会う)。カフェはこうあるべきよ!って本が出ていたり、大きな会社に入ればあとは人生だいじょうぶよ!、と思っているひとがいたり、農の時代だ!と言うので農業を始めました、とか、、、。
うーん、何が言いたいのか、というと、
僕はどんなんだっていいと思っているんです。決まっていることなんてなんにもなくて、なんでも好きなようにやればいいんじゃない。でも、それと、すでに決まっている、というアイダ(間)には僕は結構おおきな溝があるんじゃないだろうか、と思っていて、でも結構これは僕自身もそうだけど、重傷なんだよね。すでに決まっていることに全く疑わない人もいるし、溝があるかどうかもわからない人もいる。

ダンズ・テーブルで不定期で開催している「じっくり聴く じっくり話す一日」のイベントというのは、白紙の画用紙に”さぁどうぞ描いてみて なんでも好きなように (描かなくてもいいのです実はね)”と言われるような、プロローグがあるな。消しゴムや修正液、数十種類の絵の具に水、描いても消せるけれど、跡は残るんだよなぁ。
美術館でその絵を鑑賞すると、見る人によっては筆の息づかいまでもが伝わってくる。どんな気持ちでつくったのか。場所まで?!と、そんな感じ。

どこかに行ってお金を払って何かをする。レジャーでも勉強でもなんでもいい。そういうときに人は頭のなかで、じゃあ、何を「得て」充足するんだろうか。
レジャーなら楽しさ?勉強なら、方法や答え?

「何もない」ということにお金と時間を費やすことはこの現代の社会においては、、、罪に近いか。ムダになってしまうのか。ああそうだとすると、末期だなぁ。
戻って、それは本当に「何もない」のか?
あるものばかりをゲットすることは、、、楽しい。(瞬間的な快楽、物欲や学習欲他、、)ご多分に漏れず僕もそういうことを楽しいと思うけど。でもそればかりでは、嫌なんだ。

自分自身や他者への感情のうねりに気づいたり、沈黙の時間がもたらす穏やかな時間だったり、もう本当に様々な想いが巡るわけです。
この「じっくり聴く じっくり話す一日」イベントは僕は究極の旅であるとも思っています。
頭脳の旅、想いを馳せる、ぐるぐると。
ある人はこのイベントを船に例える人がいる。偶然集まった人たちと出航し、寝食を共にし、そして帰港する。
ある人はこれは飲み会10回分だ!と豪語する。それぐらい席を設けてはじめてでてくる話があるのだと。

話していても書いていないこと。そう思って書くと結構ある。今まで何を自分は書いてきたんだか、と。そしてもっと書いてゆこうと思っております。


もう来週ですのでイベント紹介をします。
「じっくり聴く じっくり話す一日」
http://danstable.net/about/news





posted by dan at 04:40| Comment(0) | 日記・コラム | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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